サーティンキュー | |||||
序 ★漢字で「 自分 」とは「 自らを分ける 」と書く。また「 自 」という漢字の意味は、「 みずから 」と「 おのずから 」に分かれる。また「 識 」という漢字は、「 言 」と「 音 」に分かれているが、1970年代の後半に左脳が言語脳で、右脳が音楽脳だと分かったが、漢字は遥か昔にそのことを知っていた。 ★プロテニスコーチのW・T・ガルウェイは1970年代、一人の人間の中には「 二人の自分がいる 」ということを、テニス選手を指導することで発見して、インナーゲームと言う本に、セルフ1とセルフ2の自分にわけ、セルフ2こそが、真の自己だと説いた。 ★さて、古代から人類の賢者達は、一人の人間の中には陰と陽の二人の自分がいることは知っていたのだ。そして、布袋様のハラで表現されるように、ハラの自分、それがガルウェイの表現ではセルフ2だが、それが真の自己だとわかっていて、ハラを布袋様の像は強調しているのだ。 ★パソコン時代の今、「 ハラの自分 」「 真の自己 」「 セルフ2 」を発見することは非常に大事と思える。 ★「 アタマの自分 」から「 ハラの自分 」が中心になるように、どのように移動させ、二人の自己が統合する方法を書いてみたい! 1、アタマは陰であり、ハラは陽である! ★パソコン時代の危険性はアタマという【 陰 】が主となることだ。布袋様(ミロク)の像の突き出たハラは誰も知るが、その意味は誰も分かってない。 ★基本的な知識になるが、人間には神経の中枢(チャクラ)が7つある。それは7福神に表現されているが、今は、7福神の正確な並びの順序は破壊され、一週間の月・火・水・木・金・土・日も間違いで、本当はの一週間の順序は 月・水・金・日・火・木・土が正解である。 これは頭上からのチャクラと対応する惑星の順である。 月 → サハスラーラチャクラ 水 → アジナーチャクラ 金 → ビシュッダチャクラ 日 → アナハタチャクラ 火 → マニプーラチャクラ 木 → ? 土 → ムーラダーラチャクラ ★船に乗っている七福神は、船という肉体に乗っている神経の七つの中枢(チャクラ)の人間の表現であり、一番左が毘沙門天でこれはムーラダーラチャクラに対応して、7つの惑星で言えば土星に対応している。 ★その次の順番が正確に分からないが、あの7人の神様はチャクラ(神経の中枢)である。 ★人間の中には7つの神経中枢(チャクラ)があるが、左脳が間違った知識に洗脳されるとチャクラの破壊が起きるわけで、それは【 失う 】という漢字で表現される。 ★【 失う 】という漢字を見れば、下が二つに分かれている。しかし【 牛 】という漢字は二つが一つになっている。 ★十牛図では【 失った人 】から始るが、牛を探し発見し、牛に乗って、牛と一体となり、ハラの出た布袋様(ミロク)となって帰り、地上に富と福を与える者となる、という、十枚の絵である。 ★【 失う 】とは「肉体と左脳」が「神経」と分離する現象のこと。神経と結びついた「私という意識」が真の自己である。それをWTガルウェイは「セルフ2」と表現した。 ★七福神は7つのチャクラの表現であるが、布袋様(ミロク)の突き出たハラとは何の表現か?7つの中枢神経は胃と非常に親密な関係があると、私は見ている。我々が不安になるとき、胃が混乱し動きが鈍くなる。 ★酒を飲むと陽気になるのは、胃の神経が活性化するからだ。 ハラ(胃の神経)が活性化すると人は陽気になる しかし、アタマが主人となると胃の神経が抑圧されて動きが鈍くなり、挙句の果てに鬱になる ★胃(ハラ)には7つの神経の中枢(ハラ)を統括する力があるのかもしれない。これは、まだまだ、わからんが、体験的に言って。科学的に言っているわけでなくて、体験的に言っている。 ★東洋医学ではハラの下の部分を丹田(タンデン)と言い、気の集まるところとされる。また、人間がハラに重心がある時、人間の精神は安定している。 ★安定、安全、安心の【 安 】という漢字は「 アン 」と発音するが、アンとは、シュメールの三神の アン → 天空神 エンキ → 大地母神 エンリル → 太陽神 の天空神のアンである。 ★古代には三神一体という思想があり、だから、今の日本でも神棚にお札を三枚置くのだが、三神一体の起源は地球第五サイクルでは、シュメールのアン・エンキ・エンリルが最初であろう。シュメール神話の内容と【 天空神・大地母神・太陽神 】は違うが、この三神が起源となり、天空神・大地母神・太陽神という概念が誕生したのは間違いない。 ★【 アン 】の【 アとは始まり 】であり、【 ンとは終わり 】であり。【 アンとは始まりであり、終わりの神 】こと。 ★【 アン 】に中間の【 ウ 】を入れて、【 アウン 】が始り・中間・終わり という意味になり、釈迦は【 ウ 】の中間の者であり、釈迦の父の大通智勝如来が、【 始まりと終わり 】の主である。大通智勝如来が法華経の主であり、終わりと始まりの王であり、世界の終わりの、今、大通智勝如来が出現するということ。 ★話を突然、パソコンの長時間使用に関して言うと、長い時間パソコンの画面を見るということで、胃の神経が萎縮するような感じがする。そして、目・首・肩が凝るし。しかし、その時 限界までスクワットするとか 限界まで腹筋するとか、限界まで腕立てすると、 ハーハーとハラで呼吸することになる。 このハーハーとハラで呼吸することで、肩凝りが治るというのを経験した。 ★目・肩・首の凝りは、肉体的にアタマ中心になったことで、それを肉体的にハラ中心の運動をハードにすることで、ハラ呼吸にすると、治る。 2、革命的プロテニスコーチ・WTガルウェイ ★WTガルウェイは革命的なプロテニスコーチである。彼は一人の人間の中に二人の人間が存在することを発見して、「神懸り的なテニスプレーをしている時は、セルフ2が主導権を握り、セルフ1が消滅している時」と認識した。彼の言葉は以下。 【 無意識状態でプレーするとは、心が一点に絞られた結果、非常に「静か」になっているということだ。それは、心が肉体の運動と一体化して融合しているため、無意識的な、自動的な運動がなにものにも妨害されていないということだ。その時、プレイヤーの心には「いまのは良かった」とか「負けるかもしれない」などの余計な思考が入り込むスペースがない 】(インナーゲームP22) ★そしてWTガルウェイはテニスをする目的はテニスの勝負に勝つことではなく、セルフ2という二人目の「 無意識の自分(隠れていた真の自分) 」と一体となること、という結論に至った。これが、競技に勝つことだけを目的としている、他のプロコーチと全く違う点である。 ★よく「無心」になった時に最高のプレーが出来るとスポーツの世界で言われるが、それを理論的に説明できるのがWTガルウェイなのだ。 ★日本では「我を忘れて」とか「馬鹿になれ」とか言われることをセルフ1とセルフ2という理論で明解に説明しているのが「インナーゲーム」だ。 この人も我を忘れて歌っているが、このノリに到達するのは、なかなか難しい! ★上の状態の時、セルフ1は消滅してセルフ2の真の自己と一体化している。ガルウェイのやろうとしたことは、【 意識的に無意識状態に成ること 】。 3、【 失う 】から【 牛 】、そして【 ミロクのハラへ 】 ★ガルウェイが言った「 セルフ2が真の自己」というのは日本人は知っていた。それは、「 没頭 」「無我夢中」「無心」などの言葉で表現されている。 ★セルフ2をフロイトは「 無意識 」と表現したが、ユングはさらに発展させて「 集合無意識 」と表現した。十牛図ではセルフ2を「 牛 」で表現している。この十牛図は12世紀頃、廓庵禅師が描いたとされる。 ★が、牛が出てくるところから、もっと古いのではないか?牛とは二本の牛の角があるバール神(スサノオ)であり、布袋様はミトラ、つまりミロクである。古代メソポタミアの三神一体は バール神(スサノオ) → 天空神 アシェラト → 大地母神 ミトラ(ミロク) → 太陽神 ★バール神とミトラ神が一体化することが十牛図の本当の意味であるが、二人の自己の統合の絵でもある。 ★現代人が「 私と思っている私は幻覚 」である。両親・学校・仕事・人間関係・様々な知識によって「 私 」が出来てきたが、内部の【 牛 】と結びつかない「 私 」はいずれ消滅する運命である。 ★「 我 」という漢字の本当の意味は、プラフマンに従うアートマンのこと。釈迦が私と言う時は、「 宇宙全体の意識 」を言っていて、釈迦個人の意識から来るのではない。 ★人間が正しい知識によって私を形成し、内なる【 牛であるセルフ2と結びつく 】なら、プラフマンに従うアートマンになることができるだろう。 ★しかし、現代人は、情報の渦の中にいるが、間違った情報ばっかりなので、「 私と牛が分離し失う 」ことになる。 ★【 没頭 】とは「 間違った私 → セルフ1→頭 」が没し、牛と一体となること。【 無我夢中 】もそのような意味であり、人間の求めているのは、「 静かな精神 」「 落ち着いた精神 」「 安定した精神 」であり、その時、人は本当の自分のとなり、頭脳も明晰となり、感性も澄んでいる状態となっている。人間が本当に求めているのはそのような状態になることである!それが牛に乗った状態ということ! ★十牛図の牛とは【 神経 】のことである。神経には中枢が7つあり、チャクラというが、その7つのチャクラ全体を牛として表現している。 ★ミロク(布袋様)のハラは、新たな牛(神経&宇宙全体)を妊娠したことを表現している。それが【 霊的妊娠 】である。或いは、セルフ1の能動的な自己とセルフ2の受動的な自己が統合して、【 霊的妊娠 】が起きたことをミロクのハラで表現している!!! 終わり 参考文献 WTガルウェイ 「インナーゲーム」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今一番聴きたい曲 黄金バット サーティンキューのツイッター
by xuzu9851
| 2012-01-17 18:12
|
Comments(5)
Commented
by
馬場
at 2012-01-18 08:40
x
おはようございます。本日調子悪くツイートしても平仮名にならないのでこちらへ移動しました。走るから腹に話が飛んでそれから七福神の話だから・・・今回もしっかり読まなくちゃ。
0
Commented
by
馬場
at 2012-01-18 08:46
x
この何日かで、東京の停電が多いのは何なのでしょうか?今日の毎日新聞だと、南いわき開閉所という発電所から送られてくる電力をコントロールするところが調子悪いという事ですが・・・。昨日も瞬間的に停電があったそうです。
Commented
by
サーティンキュー
at 2012-01-18 09:21
x
身の回りの置物はなんでも意味があり、また、一週間の月火水木金土日も意味がありますが、一週間の順序はどっからか?間違ってます。布袋様(ミロク)はハラが突き出てますが、頭の自分とハラの自分の二人がいて、ハラが陽の自分です。現代人はPC中心の生活でアタマ中心になりましたので、ハラに転換すべきです。東京は停電多いのですか?
Commented
at 2012-01-31 19:12
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
xuzu9851 at 2012-01-31 19:58
赤子の心と言えばそうですが、「無」とか「我」とか「心」という漢字の意味はもっと深いところにあります。現代的な意味で捉えると間違いますが、「我」はプラフマンという真実の言葉に従うアートマンのことです。釈迦が私と言う時、「宇宙全体の意識を私」と言ってます。
| |||||
ファン申請 |
||